発電・送電設備(発電機、ガスタービン、熱電併給ユニットなど)は、極めて精巧かつ高価値な貨物であり、その形状も非常に大型で多岐にわたります。当社のポートキャプテン(荷役監督)が、重量物の固縛(ラッシング)作業を直接監督し、荷主様からの個別の指示および安全基準が厳守されるよう徹底いたします。
電力インフラ機器の輸送
発電・送電設備(発電機、ガスタービン、熱電併給ユニットなど)は、極めて精巧かつ高価値であり、非常に大きな形状を持つ貨物です。その繊細な性質から、輸送には細心の注意を払うことが不可欠です。これらの要求を満たすため、通常はメーカーや専門の梱包業者によって梱包され、梱包完了後は、当社が輸送プロセスを引き継ぎ、安全な配送を確実にするための一連の綿密な対策を講じます。
搬入された貨物はまず、岸壁で当社のロールトレーラー上に安全に積載・固縛(ラッシング)され、その後、本船デッキ上の指定された位置に積み込まれた後、ラッシングポイントに確実に固定されます。これらのロールトレーラーは、電力インフラ機器の寸法や重量を適切に支え、収容できるよう特別に設計されています。
当社のポートキャプテン(荷役監督)は、貨物の積み込みや固縛作業を直接監督し、貨物の固定に際しては荷主様や製造メーカーの具体的な指示や安全面が確実に考慮されるよう徹底いたします。最新のロールトレーラーによる輸送と適切な位置への確実な固定により、目的地までの安全な輸送を保証します。このアプローチは、設備の安全を確保するだけでなく、輸送中に発生し得る貨物や船体への損傷や事故のリスクをゼロに若しくは最小限に抑えます。メーカーのガイドラインを遵守し、安全を最優先する当社の姿勢により、貨物を新品同様の完璧な状態でお届けします。
全幅が非常に大きい大型の電力インフラ機器に対しては、革新的なソリューションである「ダブルワイド・ロールトレーラー(Double-wide rolltrailer)」コンセプトを開発しました。これは、2台の40フィート・ロールトレーラーを並列に配置し、連結システムで結合する手法です。この独自の構成により、非常に幅の広い貨物に対しても必要な安定性と支持能力を提供し、安全な輸送を約束します。
さらに、このダブルワイド・ロールトレーラーの輸送プロセスにおいて不可欠な機材である「ツイン・グースネック(Twin gooseneck)」も自社で設計しました。この特殊な機構により、タグマスターがダブルワイドロールトレーラーを常に安全かつ強固に保持することが可能になります。この安全対策により、ルート上のあらゆる障害や課題にも自信を持って対応でき、貨物の安全性をさらに高めています。
電力インフラ機器の輸送には、包括的かつ綿密なアプローチが求められます。高機能なロールトレーラー、荷主様(メーカー)指示の遵守、厳格な固縛手順、そして独自のダブルワイド・ロールトレーラーやツイン・グースネックの導入により、当社はこの価値ある貨物を目的地まで安全かつ確実にお届けいたします。

なぜ電力インフラ機器にRoRo輸送が選ばれるのですか?
RoRo(ロールオン・ロールオフ)方式による電力インフラ機器の輸送は、重量機器や設備の多い当該貨物の搬送において極めて合理的な手法です。この輸送方法は、特殊なRoRo船を活用することで、大型・重量貨物のスムーズな積み下ろしを可能にします。
電力インフラ機器の輸送にRoRo輸送を利用する主なメリットは、以下の通りです。
- 優れた効率性とスピード
RoRo輸送は、貨物の積み下ろしが非常に迅速であることで知られています。発電・送電設備をロールトレーラーに載せたまま、船内のデッキへ直接引き込むことができるため、クレーンなどの特殊な揚貨設備を使用する必要がなく、作業時間を大幅に短縮できます。
- 強固な安全固定システム
RoRo船には、重量物に対応する船尾ランプウェーや艙内ランプウェー、デッキ上での貨物固縛システムが完備されており、輸送中も貨物を確実に固定します。これにより、船体の揺れや厳しい海象条件から、精密な機器を保護し、損傷のリスクを最小限に抑えます。
- グローバルなネットワーク
RoRo輸送サービスは世界中の主要港を網羅しています。これにより、電力インフラ機器を必要とされるあらゆる場所へ、世界規模で安定的にお届けすることが可能です。
なぜ電力インフラ機器輸送にHöegh Autoliners(ホーグオートライナーズ) が選ばれるのですか?
Höegh Autoliners(ホーグオートライナーズ)は、電力インフラ機器を含む、重量貨物や大型貨物のRoRo輸送を専門としています。当社の船舶は、こうした貨物を取り扱うために不可欠なインフラと高度な専門知識を備えています。
電力インフラ機器の輸出入には、輸出国と輸入国双方の税関規制や安全基準への準拠が求められます。当社はこれらの規制を遵守し、円滑に輸送を遂行するための確かなノウハウを有しています。
輸送機器の種類
当社のフリートは柔軟性を最大限に高めるよう設計されており、多種多様な貨物に対応することが可能です。お客様の層は、グローバルな自動車メーカーから、大型・重量級の建設機械、さらには自走可能な車両や自走しない貨物の製造業者まで多岐にわたります。また、Höegh Autoliners(ホーグオートライナーズ)は中古車輸送においても業界をリードする船社です。

20 フィート ロールトレーラー

30フィート ロールトレーラー
160MTという圧倒的な耐荷重を誇る、重量物輸送の主力機材です。極めて重い建設機械やプラント設備などを、安定した構造で確実に支え、本船内へと運びます。

32フィート 超低床ロールトレーラー
全高をわずか0.47mに抑えた超低床設計モデルです。この低床構造により、船外ランプウェー開口部や船内各デッキの高さ制限が厳しい場合でも、背の高い貨物を安全に本船内へと積み込むことができます.

40フィート ロールトレーラー
最も一般的で汎用性のあるロールトレーラー。このロールトレーラー2台を並列に連結(ダブルワイドロールトレーラー)し全幅を5.20mにすることにより安定性を極限まで高めた幅広機材にすることができます。

62フィート ヘビーデューティー・ロールトレーラー

Höegh Bridge(ホーグブリッジ)
「Höegh Bridge」を活用することで、トラックのトレーラーで運ばれてきた鉄道車両を、レール付きのロールトレーラーへスムーズに移し替えることが可能です。この手法により、積地・揚地の両ポートでクレーンによる吊り上げ作業が不要となり、クレーン作業を伴う輸送よりも安全性が高く、かつコストを抑えたオペレーションが実現します。 全長60mまでの単一編成のトラムについては、2台以上のレール付きロールトレーラーを縦に並べ、「Höegh Bridge」で連結して対応します。なお、陸上トラックから連結されたロールトレーラーへの移し替え作業は、本船の艙内にて行われます。



